ヒグチの車窓から

ヒグチの車窓から見えた気になる建物シリーズ第一回目。


京都市内のどこかで撮影。
鏡に写したかのように給水塔までが完全なるシンメントリー(左右対称)。
京都代表シンメトリーケンチクといえば10円玉でお馴染みの平等院鳳凰堂だが、あちらが羽ばたく鳳凰を模したならば、こちらはメンチを切りあう一本角の赤鬼か。
左側の建物になにやら文字が書いてある(西大路○?)この筆文字調の字体。
ヤンキーの特攻服の文字がギャル文字でないように、この建物にはこの字体が一番ふさわしい。
そして二つの建物を突然バッサリ分ける中央のカラッポの空間。
二つ・・・・。
そう、この世界は全て二つの要素からなりたち安定を保っている。
静と動。
善と悪。
光と闇。
生と死。
やすしときよし。
ごはんとおかず。
鏡のあちら側とこちら側、どちらにも属さない不安定な空間。
本来あるべきものが消えてしまった空間。
なにかが存在しないことにより存在せしめたこの空間が発する強烈な磁場。ここは一度入ったら戻れない異次元への入口ではないだろうか。
世界の車窓から~フランス鉄道の旅~

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