前回の住宅ローン控除のつづきです。
さて、ありがたい住宅ローン控除。ではいくら控除されるのでしょう。
これが簡単にハイ！○○万円オマケ！というような単純なものではないのです。
それではここからは控除の三つの条件について説明します。
①控除期間　②控除の限度額　③控除の額
まずは①番目控除の期間。
家を建ててから一体どれだけの期間控除が受けられるのでしょう。
これによって控除の総額が変わってきますね。
2001年 6月30日までに入居の場合：15年　→ほうほう
2006年12月31日までに入居の場合：10年　→フムフム
2008年12月31日までに入居の場合：10年又は15年の選択制　→ムム？選択制？
選択制とは2007年から2008年までの間に入居した場合に限る制度です。
これは「住宅ローン控除を受けているあなた！」で書いた所得税の減税に対応するよう設けられた制度で、太く短くの10年控除と細く長くの15年控除が選択できます。
どちらがお得かは納める所得税の額とローンの残高によっても変わってきますが、簡単に言うとドドーンと所得税を納めるお金持ちは太く短く10年で！
所得税がドドーンじゃない人は控除額が所得税の額を超えたら損しちゃうので細く長ーくお願いします！という訳です。
ちなみに10年と15年どちらを選んでもＭＡＸ控除額は200万円となりますが、満額200万の控除を受るのはドドーンの人でないと難しいでしょう。
次回は②控除の限度額についてです。
かみなりドドーン!

住宅ローン控除とは正式にいうと「住宅借入金等特別控除」といいます。
住宅ローンなどを利用して新築や増改築、中古住宅を購入した場合に所得税から一定の額を控除してもらえるというもの。
ただし下の条件にあてはまる必要があります。
①住宅を取得してから6か月以内に入居する。←カメでも間に合うよ
②その年の所得が3000万円以下←以上の君はローンの必要なし！
③延べ床面積が50平方メートル以上←約15坪以上でおねがいします
④返済期間が10年以上←土地代も含んでよかです
⑤中古住宅は築25年以内←25年前E.T.大ヒット
おそらく、ほとんどの場合が条件にあてはまるでしょう。
次回は気になる控除の額についてです。
E.T. (1982年版)

「よーし！家を建てるぞー！」と大きな声で高らかに宣言してはみたものの、何から始めればよいのかヨクワカリマセーン。いかんせん初めてなものでテヘヘ。
ほとんどの人にとって家づくりは一生に一回の超スペシャルウルトラボンバヘッなイベント。
考えなければならないことや決断することは山ほどあるのに「フムフム、家ね。ボクもう３件目だから。フムフム。」というベテランはあまり見たことありません。
そうです！そうなのです！そうだったのです！多くの人がこの「初めての家づくり」を初心者マークで乗り切っていかなければならないのです！
そうだったのかーーーーい！！！！！
そ！こ！で！
家づくりについて知っておきたいことを不肖ヒグチがここに書いてみることにしました。
モーレツに不定期更新になるとは思いますが（いや、なる！）「いつかきっと自分だけの素敵な家を！」という方にとって少しでも参考になればと思います。
カテゴリーは「はじめての家づくり」です。
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