セミナー

今日は「京都の木造住宅の耐震改修」というセミナーに行ってきました。
途中道を間違えて遅刻ぎみで部屋に入ると座るところが無いぐらいの超満員で、みなさんまじめに話を聞いてらっしゃいます。
京都の町家や田舎の古民家などは、伝統的工法といって釘や金物をほとんど使わない工法で建っていて、現在の法律には合わないような建物が多く、これをいかに補強して今後も守っていくかというようなことが今回のセミナーの内容でした。
そのための実験が凄くて、町家をまるごと台の上に乗せて実際に揺らしてみるという映像なんかも見ることができました。この実験施設は世界で日本に一つしかなく、しかも今回初めての実験ということでとても興味深い映像でした。
日本の木造住宅は平均30年ぐらいのサイクルで建て替えられています。しかし海外の例でいうとアメリカ77年ドイツ・フランスでは100年イギリスでは114年だそうです。これを見ると日本の30年というのはあまりにも短すぎるといえます。
安い建売住宅は沢山ありますが、まじめに家を設計した場合とても無理な金額で売っているものもあります。
家というものは先に値段を決めてから建てるものです。だから安いということは当然それなりの材料や仕様の設計になっています。これは見た目だけではなく構造の安全性についてもいえることです。
このような家は、物理的に雨漏りや構造の痛みで30年ぐらいで建て替えが必要になってくるものもあります。
これでは家があまりにもかわいそうです。私はもっともっと長く愛される家をつくりたいのです。
<参考資料>
地震に強い家に住みたい―正しい耐震診断とは、しっかりした耐震補強とは

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