はじめての家づくり 住宅ローン①

「家づくりの予算はいかほどですか?」
「うん予算?予算はですねぇ、えーと・・・・。」
家づくりに絶対必要なもの→予算!
予算がないと家は建てられませんね。
では予算とはどのように決まるのでしょう。
まずは「自己資金」。
頑張ってコツコツ貯めたマイホーム貯金。よしこれでド-ンといこう!
とはいえ「自己資金」だけで家が建てられるという人はなかなかいません。
で、ほとんどの人がお世話になるのが「住宅ローン」です。
自己資金+住宅ローン=予算
「そんなこと知ってますー。」
ではどんな住宅ローンでいくら借りましょう?
住宅ローンの額を決めるときに一番大切なのは「いくら借りられるか」ではありません。「いくらまでなら無理なく返済できるか」です。

自己資金+無理なく返済できる住宅ローンの額=予算

という訳なのです。
よく建売住宅の広告なんかに「頭金¥0!返済額は家賃並み!」なんてことが書いてあります。
「えー!家賃並!急げー!買えー!」
という気持ちになりそうですが、よーく見ると小さい字で「年利1.**%(変動)」なんて書いてあったりします。
金利には大きく分けて「変動金利」と「固定金利」がありまして、「変動金利」は今後の金利を保証しない代わりに金利が低く、「固定金利」は決まった年数、金利を保証する代わりに金利はアップします。
現在は超低金利時代。このまま異常な低金利が続く可能性はかなり低く、今の時代に多額のローンを変動金利で借りるのは、かなりの(金利上昇)リスクを背負うことになります。
家賃並みの返済額は金利が上昇すれば、返済額もアップ!最悪の場合家を手放すなんてことにもなりかねません。
予算を決めるにあたってとっても大事な住宅ローン。
「ややこしいから知らん!誰かに任せます!」
なんてこと言わずに自分にあったローンを自分で選びましょう。
はじめての家づくり。
次回は住宅ローンについてもう少し詳しく踏み込んでみましょう。
マネー・ジャングル

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