無駄の塊

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重量1万2650トン高さ18mのコンクリート塊。
ベルリンの真ん中にナチスが建造したもので、中までみっちりコンクリートで窓一つありません。
とてつもなくデカイ。ただ純粋なコンクリートの塊。
じつはこれ。あのヒトラーと関係のある物体なのです。
遡ることナチスドイツの時代。
ヒトラーと若手建築家アルベルト・シュペーア(Albert Speer)はこのベルリンの地に、世界首都ゲルマニアを建造するという「ゲルマニア計画」という野望がありました。
その世界首都ゲルマニアの中心には「Volkshalle(フォルクスハレ/公会堂)」という超ドデカイ建造物を造る計画で、その大きさは、高さ700フィート(213m)、直径800フィート(244m)という当時としてはとんでもないスケールだったのです。
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「Volkshalle(フォルクスハレ/公会堂)
これだけ大きな建造物だと、重量も相当なものになるはず。
ベルリンの地盤がどれだけの重量に耐えうるのか、またどのような基礎を設計すればよいのかという実験のために造られたのが最初の不気味なコンクリートの塊という訳です。
しかし予想以上に地盤が悪く、コンクリートの塊は3年で7インチ(17.8cm)も沈下し、フォルクスハレは実現しませんでした。
なんという無駄の塊!
そして現代もこの無駄の塊は少しづつズブズブ沈んでいっているのです。
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!
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