デジカメに1000万画素はいらない (講談社現代新書)
著者:たくき よしみつ
販売元:講談社
発売日:2008-10-17
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お店でデジカメを買うときや、携帯にくっついているカメラの性能を比較するとき、画素数が多いほどキレイにとれる=良いデジカメと思ってました。
しかし!これはデジカメの世界にはびこる真っ赤なウソ!逆に同じ性能のカメラなら画素数の少ない方を選びなさいときたもんだから驚いた。
「なんで?なんで?おかしいやないの!」
デジカメのレンズの奥にはCCDという部分がありまして、これは従来のフィルカメラのフィルムにあたるとても重要な場所。
このCCDが大きければ大きいほど受け取れる光の量が多くなり、美しい写真となるのです。
しかし昨今のコンパクトなデジカメのCCDは極めて小さく、この限られたCCDの面積に沢山の画素数を詰め込むと、1画素あたりの大きさがどんどん小さくなって1画素あたりの受け取る光の量が減ってしまうのです。
限られた胃袋(CCD)で美味しいものを色々食べようと思ったら、一つ一つの分量を減らすしかないのです!
その結果、
画素数が多い=良いデジカメ
ではなくなるというのです。
「いくら色々食いてーからつってスプーン一杯づつ出されたら美味くもなんともねぇよ!コノヤロー!」というわけなのです。
むしろ今の技術力で、画素数を適度に抑えたデジカメを作れば、もっともっとキレイな写真が撮れるデジカメが出来ます。
「ほな、作ってくれよ!」
残念ながらそうしたCCDは作られないのです。
なぜなら売れない。
そう、僕たちユーザーのbiasが本当に良いものが出来る可能性を無くしてしまっておるのです。
メーカーにすれば売れない物を作ってもしょうがないので、写りが悪くなるの承知の上で画素数競争を続けるしかないのです。
「チキショー!そんな馬鹿な話ってあるのい!父ちゃん情けねー!」
そうです。こんな馬鹿な話を終わらせる為にも、僕たちユーザーは正しい知識で、物を選ぶ力を養っていかなければイカンのです!!。
本物を選ぶ?・・・そうだ!→ヒグチヒロユキ建築事務所


