虹の色は何色ですか?
「7色に決まっています!」
とほとんどの人が答えるでしょう。
じつはこれ日本では7色と言われておりますが、アメリカやフランスでは6色、ドイツでは5色、ともうバラバラ。
では、本当のところは?
虹を良く見てみましょう。
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1,2,3,4・・・うん?
数えらんねー!
僕たちは、子供の頃から虹は7色と信じてきましたが、良ーーく見ると全然7色どころではない。
虹の色はグラデーションで色の間に境界線なんてなく、色の数で言えば、それこそ無限にあります
それを色と色の間に無理やり線を引いて7色としているのです。
これは人間の脳が、自然を加工して見てしまっている為におこること。
ありのままを見れていないということですね。
本を読んで楽しいのは、新しい知識を得る事だけではなくて、今まで素通りしてきたこと、もともとそこにあったものに気付かせてくれること。
新しい考え方や見え方を与えてくれることです。
生命と食 (岩波ブックレット)生命と食 (岩波ブックレット)
著者:福岡 伸一
販売元:岩波書店
発売日:2008-08
おすすめ度:3.0
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爆笑問題のニッポンの教養 生物が生物である理由 分子生物学 (爆笑問題のニッポンの教養 11)爆笑問題のニッポンの教養 生物が生物である理由 分子生物学 (爆笑問題のニッポンの教養 11)
著者:太田 光
販売元:講談社
発売日:2008-01-11
おすすめ度:5.0
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デジカメに1000万画素はいらない

デジカメに1000万画素はいらない (講談社現代新書)デジカメに1000万画素はいらない (講談社現代新書)
著者:たくき よしみつ
販売元:講談社
発売日:2008-10-17
おすすめ度:3.5
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お店でデジカメを買うときや、携帯にくっついているカメラの性能を比較するとき、画素数が多いほどキレイにとれる=良いデジカメと思ってました。
しかし!これはデジカメの世界にはびこる真っ赤なウソ!逆に同じ性能のカメラなら画素数の少ない方を選びなさいときたもんだから驚いた。
「なんで?なんで?おかしいやないの!」
デジカメのレンズの奥にはCCDという部分がありまして、これは従来のフィルカメラのフィルムにあたるとても重要な場所。
このCCDが大きければ大きいほど受け取れる光の量が多くなり、美しい写真となるのです。
しかし昨今のコンパクトなデジカメのCCDは極めて小さく、この限られたCCDの面積に沢山の画素数を詰め込むと、1画素あたりの大きさがどんどん小さくなって1画素あたりの受け取る光の量が減ってしまうのです。
限られた胃袋(CCD)で美味しいものを色々食べようと思ったら、一つ一つの分量を減らすしかないのです!
その結果、

画素数が多い=良いデジカメ

ではなくなるというのです。
「いくら色々食いてーからつってスプーン一杯づつ出されたら美味くもなんともねぇよ!コノヤロー!」というわけなのです。
むしろ今の技術力で、画素数を適度に抑えたデジカメを作れば、もっともっとキレイな写真が撮れるデジカメが出来ます。
「ほな、作ってくれよ!」
残念ながらそうしたCCDは作られないのです。
なぜなら売れない。
そう、僕たちユーザーのbiasが本当に良いものが出来る可能性を無くしてしまっておるのです。
メーカーにすれば売れない物を作ってもしょうがないので、写りが悪くなるの承知の上で画素数競争を続けるしかないのです。
「チキショー!そんな馬鹿な話ってあるのい!父ちゃん情けねー!」
そうです。こんな馬鹿な話を終わらせる為にも、僕たちユーザーは正しい知識で、物を選ぶ力を養っていかなければイカンのです!!。
本物を選ぶ?・・・そうだ!→ヒグチヒロユキ建築事務所

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バイアス

前回の問題
「ある病気の検査をしたところ5%の確立で偽陽性(まちがって病気と診断される)が出た。
人工の1/1000がこの病気にかかる。
さて、ある患者を検査したところ陽性だった。
この患者が本当にこの病気(陽性)である確率は何%か?」

じつはこの問題は医師の集団に出してみたという有名な話。
ほとんどの医師は95%と答えました。
100%のうち5%の間違いがある。100-5で95%と思った訳ですね。
では、実際のところどうなのでしょう。
「1/1000がこの病気にかかる」
1000人のうち本当に病気なのは一人だけ。
「5%の確立で偽陽性」
残りの999人のうち50人は間違って病気と診断されます。
ということは陽性と診断された51人のうち、本当に病気なのは一人だけということ。
1/51=0.019 答えは約「2%」となります。
なにー!95%の確率で病気だと診断されてあんなにビビってたのに!本当はたったの「2%」の確率!
お医者さん!頼みます!
このように確率にはbias(バイアス=偏見や先入観)の邪魔が入ることがしばしば。
他にもバイアスの例として、日本人の男性の平均寿命が79歳。
そしたら、76歳のおじいちゃん、あと残されたのは3年ぽっち。
80歳のおじいちゃんに至っては、もういつ死んでもおかしくないのですか-!
答えはNO!
平均寿命というのは正しくは0歳児の平均余命
生まれたての赤ちゃんが平均して何歳まで生きるのかというものなのです。
ちなみに80歳男性の平均余命は8.45歳。
まだまだ長生きできるのです。
人間は確率というものを正しく理解するのがどうも苦手なようです。
でも、間違った思い込み(バイアス)のせいで、病気でもないのにきつい薬を飲まされたり、余計な心配をさせられたりするするのだけは、勘弁して欲しいですね。
Bias!Bias!
アーティスト:Bias!
販売元:Wallace
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まぐれ

最近読んだ本をご紹介するヒグチヒロユキ(読)
今回はコチラの一冊。
まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのかまぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか
著者:ナシーム・ニコラス・タレブ
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2008-02-01
おすすめ度:3.5
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人間誰しも、成功したら自分の実力。失敗したときは運が悪かったと思いがち。
「運も実力の内」という言葉がありますが、この本は「実力も運の内」という内容の本なのです。
億万長者のサクセスストーリーで、私はこうやって成功した!
じゃあ自分もそれを全部マネしたら億万長者になれるのかい?
答えはNO!
ほっといても世の中の人間の数パーセントは成功する。
これは確率としてあたりまえのことであって、何も億万長者が特別ではないのであると、あんたが億万長者なのは、たまたまなんだよん。
なんてこと言って怒られたりしてる人の本です。
「不確実性」いわゆるまぐれや、運というものを扱った本なのですが、おもしろかったのは、世の中で確率という物がいかに正確に理解されていないか、というくだりです。
ここで問題。
ある病気の検査をしたところ5%の確立で偽陽性(まちがって病気と診断される)が出た。
人工の1/1000がこの病気にかかる。
さて、ある患者を検査したところ陽性だった。
この患者が本当にこの病気(陽性)である確率は何%か?
つづく

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日本全国に電柱は何本あるか?

制限時間は3分、電卓、パソコン、本など参照してはいけません。
裸一貫、フンドシ一丁、今ある己の知識のみで解いて下さい。
と、これが前回の問題。
どうすれば電柱の本数なんて、突拍子もないものが解るのでしょう。
例えば、日本の人口を知っている場合。
①日本の人口は1億5千万ぐらいかな。
②平均的な家族を4人と考えて、世帯数は4000万ぐらいかな。
③10件に1本ぐらいの電柱として、よし400万本!
正解は3300万本!ブーブー。
なのですが、ここで大切なのは考えるプロセス。
答えは一桁ぐらい間違っていても良いのです。
なぜそうなるのか。これを倫理的に考えることが大切なのです。
「風が吹いたら桶屋が儲かる」
なぜなのか?と同じことです。
「なにがどうなって電柱を建てるのか」
日本全国の電柱の数を考えるときもアプローチは色々あって、日本の面積を知っていれば、一本あたりの面積から考えることもできます。
自分に今ある知識だけで、いかに論理的に物事を考えることができるか。
これをフェルミ推定といいいます。
冷蔵庫の残り物で、おいしい料理をつくるのと似てますね。
きっとこれができる人はフェルミ推定も得意でしょう。
インターネットで検索してすぐに答えを求めるのではなく、自分の頭で考えること、これぞ地頭力を鍛える第一歩というわけなのです。
ちなみにこのような問題がマイクロソフトやGoogleの入社試験で出題されているそうです。
就職したい方はこちらをどうぞ↓
[非公認] Googleの入社試験
[非公認] Googleの入社試験
ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?
ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?

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地頭力

地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
前にここに書いた流れ星のお話は、この本で知りました。
メルヘンチックな話が書いてあるような本には見えませんが。
ビジネスマンが社長にエレベーターでばったり出会った時に、降りるまでの30秒で自分のプロジェクトを説明しないといけない。
流れ星は消えるまでに3回願い事をしないといけない。
どちらもダラダラ話を聞いてはくれないので、簡潔にまとめないとダメであると書いてあったわけです。
本のタイトル「地頭力」というのはじっくり物事を考える力という意味。
知識とか記憶力ではコンピューターにはカナワナイ僕たち人間。
人間にしかできないこと、それがじっくり考える「地頭力」。
現代社会においては「地頭力」のある人材が求められているのであーる!
というような本です。
ここで問題。
「日本全国に電柱は何本あるか?」
制限時間は3分、電卓、パソコン、本など参照してはいけません。
裸一貫、フンドシ一丁、今ある己の知識のみで解いて下さい。
スタート!

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生産性

より少ない労力(インプット)でより多くの価値を生みだせば(アウトプット)それだけ生産性が高いということになります。
昨日ここに書いた、より短い時間で多くの仕事をこなす。
これも生産性を高めるという考え方です。
出来るだけアウトプットを多くし、インプットを少なくすることで生産性は上がります。

アウトプット÷インプット=生産性

分母のインプットが多くなると生産性が下がるわけですね。。
完了した仕事(アウトプット)÷
労働時間+カラアゲ弁当メガ大盛り(インプット)=生産性

とすればカラアゲ弁当が普通盛りであれば、もっと生産性が上げられたはずなのです。
「大盛りやー♪大盛りやー♪」と無邪気に喜んでいる場合ではなかったのです。
この生産性、日本は他の先進国に比べてあまり良くないそうです。
どうりで欧米では長いバカンスだの、裏庭でバーベキューだの、プールでパーティーだの、ダンスだの、オペラだの、ミュージカルだの、なんだコノヤローと思ってたら、秘密は生産性にあったのです。
特に、時間のインプットを下げる(労働時間を短くする)ことは、カラアゲ弁当を普通盛りにするよりも、よほど限りある人生をエンジョイすることに繋がるのではないでしょうか。
勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─

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ゲーム理論

今回は、最近読んだ本をズバッとご紹介するヒグチヒロユキ(読)。
ゲーム理論トレーニング

ゲーム理論とは、どうすればクッパを倒してお姫様を助けられるのか・・・?
ではなくて、世の中の様々な事象、出来事をゲームとして捉えて分析するという立派な科学なのです。
近年ではこの分野からノーベル賞の受賞者を何人も出しています。
この本の帯に書いてあるのは、
「恋も仕事も戦争もかけひき上手が勝つ!!」
そうです。要するに「かけひき上手」になる為の理論なのです。
有名なエピソードを一つ。
1962年10月、旧ソ連がキューバに核ミサイルを持ち込み、直ちにアメリカがこれを察知、世界は核戦争の危機に直面しました。
有名な「キューバ危機」です。
このときケネディは、核戦争の起こる確率は30%から50%と推測しました。まさに世界は破滅の危機に直面したのです。

さあ、これをゲームとして捉えてみましょう。
結果を次の4つのパターンに分類してみます。

米が弱気路線だった場合

①米(弱気)ソ(弱気)→何も起こらず互いに現状維持
②米(弱気)ソ(強気)→なめられた「米」マイナス1ポイント
米が強気路線だった場合
③米(強気)ソ(弱気)→なめられた「ソ」マイナス1ポイント
④米(強気)ソ(強気)→核戦争突入。どちらも甚大な被害でマイナス100ポイント
アメリカにとって一番良いのは「③米(強気)ソ(弱気)」ですが、強気で攻めた場合④の核戦争突入というリスクが、あまりにも大きすぎます。
反対にソ連側にしてみても、立場は同じです。弱気で攻めればなめられるリスク。強気で攻めれば核戦争のリスク。
核戦争に突入することに比べれば、なめられるリスクの弱気路線の方が賢明と思われますね。
さあ、ケネディはどのような戦略をとったのでしょう。
答えはなんと「強気」でした。
ただし、ケネディはゲームのルールを変えたのです。
先手を打って、先に「強気」の宣言をしたのです。
こうなれば、ソ連の選択肢は③か④しかなくなります。
③はマイナス1ポイント、④は核戦争突入でマイナス100ポイントですから、当然ソ連は被害の少ない③を選ぶという結果になりました。
ケネディは、お互いが同時に選択する「同時ゲーム」のルールを双方が順番に選択する「交互ゲーム」に書き直したです。
よっ!ケネディ!ミスタープレジデント!
恋愛からスポーツから経済まで、さまざまな分野に応用可能な、このゲーム理論。
でも、なんでもかんでも理論通りにいかないのが、これまた人生のおもしろいところですよね。
元祖モグラたたきゲーム

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ヒグチヒロユキ(筋)

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書 や 5-1)

「筋肉を鍛えることは今や英語やITにも匹敵するビジネススキルだ!」

仕事のできる人間は筋トレをしてるらしい。
この本によると理由は直観力や集中力が高まる。精神がタフになる。などなど。
著者はジムなどで個人指導をする現在ひっぱりだこのパーソナルトレーナー。
依頼者は経営者やエグゼクティブが多く、トレーニングとビジネスなんぞを絡めつつ、筋トレによって得られる効果や、継続する為の考え方などを教えてくれてます。
なんだかんだいっても、一番難しくて、一番大事なのは継続すること。
具体的な目的が無い人は、ジムに通い始めてもほとんどの人が1ヶ月~3ヶ月ぐらいで辞めていくそうです。
「彼女にフラれたので、もっと良い彼女が欲しいんだ!」←超具体的
という依頼者に真剣に熱く向き合うくだりなんぞは胸が熱くなります。
なるほど。
俺泳ぐ!
と、水泳セットを買いそろえてみたこともある。
俺走る!
と、高いランニングシューズを買ったこともある。
すべて過ぎ去った過去の話。
仕事ができてエグゼクティブなヒグチは、彼女にフラれたわけでもないけど、少しまえからジムに通ってます。
今回は過去形にならぬように!・・・・七夕に願う。
キン肉マン オリジナルサウンドトラック

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ヒグチヒロユキ(読)

ロジカルシンキングのノウハウ・ドゥハウ (PHPビジネス選書)

ペラペラペラ、ペラペラペラ、と散々話した挙句に、一番言われたくないセリフ第1位。
「で、いったい何が言いたいの。」
これは相当へこみますね。
このような目に会いたくない人の為の物の考え方が
ロジカルシンキング
物事を考える際に、論理的に考える方法。
つまり物事を解りやすくすることです。
日本人はもともと論理的な人種ではないといわれています。
「いやいや、、まあまあ、そこをなんとか。」
と、微妙な言い回しで和を大切にし、他人と議論したりするということをあまり好みません。
ロジカルシンキングというのは、もっとハッキリと、
結論を先に!論理を明確に!はっきり言わんかい!などと、わびさびもへったくれもない欧米的な思考法ともいえます。
しかし、日本も欧米もアジアもアフリカも中東や南極でも、人に物事を解りやすく説明することや、論理的(ロジカル)にものごとを考えるということは大変有意義なこと。
いつもハッキリせいや!などとは言われたくありませんが、いろんな考え方があるということを知るだけでも本を読む価値がありますものね。
そんなロジカルシンキングのノウハウ・ドゥハウを身につけたい方は、是非一読あれい。

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