目の前の小さなもの

さあ家を建てるぞ!というときに、
「それではどんなデザインの家にしたいですか?」
といきなり尋ねられても、
「デ・デ・デ・デザイン?うーん、えーとー、そのー」
となってしまう人は少なくないでしょう。
設計の打ち合わせをするときも、いきなり自分の住みたい家のイメージが完璧にできている人なんてそういません。お店づくりでもそうです。
自分が何を欲しがっているのか、どんな雰囲気が好きなのかなんてことは、あらためて考えると意外と分からないものなんですね。
では、自分の好きなデザインの見つけ方を紹介します。
たとえば大好きなグラス→
お気に入りのイス→
一枚の絵→
→大好きなグラスが似合うキッチン。
→お気に入りのイスが似合うリビング。
→この絵を飾りたい玄関。
漠然と、どんな家にしたいのか?と考えてもなかなか答えは見つかりません。
でも、もっと小さなものには、きっと大好きなもの大切にしているものがあるはずです。
ほかにどんな物でもかまいません。
消しゴムでもビー玉でもギターでもなんだっていいのです。
車やバイクが好きな人は、それが似合う家をつくりましょう。
目の前にある小さなものから、少しづつ世界を広げていくというやりかたです。
小さなことからコツコツと→ヒグチヒロユキ建築事務所
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はじめての家づくり 住宅ローン⑦

住宅ローン2つの返済方法、元利金等返済と元金均等返済。
前回お伝えした通り、利息が少なくなるのは元金均等返済です。
ただし3つの条件、「金利・借入金額・返済期間」が同じ場合に限ります。
てーことは元利金等返済で、金利を少なくしようと思えば上の3つの条件を有利にすれば良いのです。
「でも金利は同じだしなぁ、借入金額は減らせんです。」
そこで、3つめの返済額
前回説明した、元金均等返済は最初の返済額が一番多く、返済するたびに徐々に減っていく方式。
ここで発想の転換を。
元金均等返済の一番最初の多い返済額が支払えるあなた!
あたなは同じ返済額を元利金等返済で返済しましょう。
そうすれば、元金均等返済に比べて返済期間はぐーんと縮まり、総返済額も減らすことが出来ます。
以上のように、二つの返済方法のうち、どっちの返済方法が得をするかということは一概には言えません。
家を建てるときには考えなくてはいけないことが沢山ありますが、よく理解せず勢いだけで、えいっ!とハンコを押すのだけは止めましょう。
一番大切なのは住宅ローンの仕組みをまずよく理解すること!
そして使いこなすことなのです!
最後にもう一度、総返済額を少なくする為の3つのポイント。
①金利は低く
②返済期間は短く
③借入金額は少なく

三つ編みヒロイン

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はじめての家づくり 住宅ローン⑤ 2つの返済方法

今回は前回の続きで、2つの返済方法について。
①元利均等返済
②元金均等返済

この2つの返済方法について説明します。
元利均等返済
毎月の返済額のうち金+息の合計が均等です。
最初は返済額のうち、ほとんどの部分が利息にあてられます。
毎回の返済額を一定にすることができます。
元金均等返済
毎月の返済額のうち元金の部分のみが均等です。
利息部分は最初は大きく、返済が進み元金が減るにつれて小さくなっていきます。
毎月の返済額は、返済するたびに少なくなっていきます。
「フムフム!で、どっちにすりゃいーの?」
ウーンつづきは次回に!
マネー・フォー・オール

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はじめての家づくり 住宅ローン④ 元金と利息

前回の総返済額を少なくする為の3つのポイント。
①金利は低く
②返済期間は短く
③借入金額は少なく

でしたが、今回は返済の方法についてです。
今回のキーワードは「元金と利息」です。
元金とは実際に借り入れた金額で、利息はお金のレンタル料。
「100円貸して!」の100円が元金。
「120円にして返せよな!」の+20円が利息です。
あまり意識されない部分かもしれませんが、毎月のローンの返済額は、元金と利息から構成されています。
返済方法の種類は、この元金と利息それぞれをどのように返済するかによって次の2つに分けられます。
それが元利均等返済元金均等返済です。
次回はこの2つについて説明しましょう。
まとめて読む→はじめての家づくり
マネー・マネー・2020

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はじめての家づくり 住宅ローン③

お久しぶりの、はじめての家づくりシリーズ。
今回は、住宅ローン編Part③「返済方法」です。
はじめに一句。
少なけりゃ
少ないほど良い
返済額
はい!これを決めるポイントはズバリ3つ!
①金利
②返済期間
③借入金額

金・返・借のK・Y・K!ウーン!KYK!KYK!
毎月の返済額は少ない方が、そりゃ楽に決まってますね。
単純に毎月の返済額を少なくする方法。
それは、返済の期間を長ーくすればいいのです。
これで毎月の返済額は少なく済みます。
しかーし!待てい!
長く借りれば借りるほど支払う利息は、結局多くなるということ!
タイムイズマネー!時は金なりです!
ハイ!そこで・・・いかに返済の総額を少なくするか!
総返済額を少なくするポイントをズバリ3つ!
大きな声でご一緒に!

①金利は低く
②返済期間は短く
③借入金額は少なく

低く短く少なく!低く短く少なく!低く短く少なく!
まとめ読みはコチラ→はじめての家づくり
きみまろトランス

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はじめての家づくり 住宅ローン②

今回は住宅ローンの金利について。
住宅ローンの金利タイプは、ざっくり分けると次の3種類があります。

①固定金利型

返済期間の金利が契約の時に決まります。
金利が固定されているので、金利がアップ→返済額もアップ!というリスクがありません。よく耳にする「フラット35」は35年間固定金利のローンです。
「金利は少し高め。でも安心だもの!」
長期のローンに向いています。
②変動金利型
世の中の金利が変動するとローンの金利も変動します。
といっても、しょっちゅうローンの金利が変動するわけではなく、金利の見直しは一般的に年2回です。
超低金利時代の現代は金利上昇のリスクを背負うことになります。
「金利は低いがリスクは高い!金利チェックはマメにして!」
短期のローン向きですね。

③固定金利選択型

一定期間の金利が固定されています。
2年・3年・5年。10年など金利を固定する年数が決まっています。年数は様々ですが、固定期間が長いほど金利が高くなります。
「変動と固定の間で・・・」
バランス型!
金利の種類は大きく分けてこの3つ!
次回は返済方法で会いましょう。
ベスト・オブ・ローン・ジャスティス

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はじめての家づくり 住宅ローン①

「家づくりの予算はいかほどですか?」
「うん予算?予算はですねぇ、えーと・・・・。」
家づくりに絶対必要なもの→予算!
予算がないと家は建てられませんね。
では予算とはどのように決まるのでしょう。
まずは「自己資金」。
頑張ってコツコツ貯めたマイホーム貯金。よしこれでド-ンといこう!
とはいえ「自己資金」だけで家が建てられるという人はなかなかいません。
で、ほとんどの人がお世話になるのが「住宅ローン」です。
自己資金+住宅ローン=予算
「そんなこと知ってますー。」
ではどんな住宅ローンでいくら借りましょう?
住宅ローンの額を決めるときに一番大切なのは「いくら借りられるか」ではありません。「いくらまでなら無理なく返済できるか」です。

自己資金+無理なく返済できる住宅ローンの額=予算

という訳なのです。
よく建売住宅の広告なんかに「頭金¥0!返済額は家賃並み!」なんてことが書いてあります。
「えー!家賃並!急げー!買えー!」
という気持ちになりそうですが、よーく見ると小さい字で「年利1.**%(変動)」なんて書いてあったりします。
金利には大きく分けて「変動金利」と「固定金利」がありまして、「変動金利」は今後の金利を保証しない代わりに金利が低く、「固定金利」は決まった年数、金利を保証する代わりに金利はアップします。
現在は超低金利時代。このまま異常な低金利が続く可能性はかなり低く、今の時代に多額のローンを変動金利で借りるのは、かなりの(金利上昇)リスクを背負うことになります。
家賃並みの返済額は金利が上昇すれば、返済額もアップ!最悪の場合家を手放すなんてことにもなりかねません。
予算を決めるにあたってとっても大事な住宅ローン。
「ややこしいから知らん!誰かに任せます!」
なんてこと言わずに自分にあったローンを自分で選びましょう。
はじめての家づくり。
次回は住宅ローンについてもう少し詳しく踏み込んでみましょう。
マネー・ジャングル

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はじめての家づくり スケジュール編

家ができるまでには、いったいどのくらい時間がかかるのかヒグチヒロユキ建築事務所.comの「いえができるまで」に紹介してあります。
フムフム、これを見ると一回目に相談を受けてから完成まで約12ヶ月となってますね。
しかーし!これはヒグチヒロユキ建築事務所に相談してからのこと。
ここに到達するまでには、依頼先や土地探しはもちろん、家族や親戚のおじさんや近所のおばさんや魚屋のおじさんに相談したり、銀行選びやローンのことやら、ワクワクドキドキ↑ガクガクブルブル↓なんだかんだと時間がかかるものなのです。
ある統計によると決心してから契約まで6ヶ月程度かかるという数字が出ています。
ということは決心してから完成まではざっくり1年半かかるということ。
「急いては事を仕損じる」という言葉がありますが、入学や転居で入居時期が決まっている場合は平均的にこれぐらい時間がかかるということを知っておいてから計画を立てましょう。


←「はじめての家づくり」まとめて読むときはカテゴリーからどうぞ。

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住宅ローン控除 ③控除の額

はい!お待たせしました。最後に③控除の額です。
これは単純!年末のローン残高の1%。ドドン!
年末にローンが2000万円残っていたら「2000万円×1%=20万円」というわけですね。
ではここで、ここまでを振り返り実際に控除される額についておさらいしてみましょう。
①まず所得税の額
ここから控除されるので、いくらなんでもこれより多くの控除はできっこありません。
(ただし住民税からも控除できる例外あり→住宅ローン控除を受けているあなた!
②次に控除の限度額。→住宅ローン控除 ②控除の限度額
いくら所得税ドドーンのお金持ちでもこれ以上はまかりまへん!というのがこちらの限度額でした。
③そして最後に今回のローン残高の1%です。
そこで以下の式が成り立ちます。

所得税の額>控除の限度額>残高の1%=控除の額であーる!

結局4回にわたりお送り致しました住宅ローン控除のお話。いかがでしたでしょう。(ライクア ミュージックフェアー)
いやー国の決めることって、ワザとか!えー!どーなんや!君!というぐらい本当にややこしいですね。
どげんかせないけません。
最後にお知らせ。
2013年~2016年分は控除額がさらにダウン!残高の0.5%となります。ドンダケー!
(注)2007年に居住で15年間の控除期間を選択した場合。残高の0.6%。(2017~2021年分は0.4%)となります。ドンダケー!
Confusion

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住宅ローン控除 ②控除の限度額

前回のつづき住宅ローン控除のお話。
さてさて控除の期間については、いつ入居したか(居住年)によって10年、15年、10年と15年の選択制と3つに分けられていました。
今回の限度額については居住年によって、なんと6つ!
①1999年1月1日以降より居住
②2001年7月1日以降より居住
③2005年1月1日以降より居住
④2006年1月1日以降より居住
⑤2007年1月1日以降より居住
⑥2008年1月1日以降より居住
「なんでこんなに!」
住宅ローン控除は年々段階的に縮小されていまして、①→⑥に向かうにしたがって控除の限度額は減っていきます。
しかも2009年以降入居については廃止の予定なのであります!

住宅控除廃止まであと1年・・・・
(宇宙戦艦ヤマトより)
「ということは!来年2008年中に入居しないと控除なしってか!」
その通りです。ですから近いうちに家を!とお考えの方は特に知っておいてください。
で、今回のテーマ限度額についてですが⑥つものパターンは、ここでは説明しきれませんので2008年以降のみについて説明しましょう。
↓2008年1月1日から12月31日に入居した場合の年間の控除の限度額
15年を選択 ~10年目→12万円 ~15年目→8万円 
10年を選択 ~6年目→20万円 ~10年目→10万円
5年を選択 ~5年目→12万円(増改築のみ)
ここで勘違いしてはいけないのが毎年上の額が控除されて、お父ちゃんの年末調整で帰ってくるのではないということです。
あくまでも限度額であーる!・・・・(男塾塾長より)
「いくらなんでもこれ以上はビタ一文まけられん!」という額なのです。
「ほんだら結局いくらまけてくれるんですか!」
それは次の③控除の額で。
1/350スケールプラモデル 宇宙戦艦ヤマト

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